ティーポットを使ったいれかた(一人分)
紅茶の1人分の水の量はカップ2杯半分=350㏄です。
水は軟水でも硬水でも空気を多く含んだ水をつかいます。
水道水は浄水器などに通したものを使います。
蛇口から勢いよく水をやかんにいれて沸騰し始めたらすぐに火を止めます。
ペットボトルの水を使う場合は最初にボトルをよく振っておきます。
最初に空気を沢山含ませて、お湯を沸かすときに沸騰させすぎないことが美味しくなるポイントです。
水の中に空気が沢山あると茶葉がジャンピングを起こしやすくなります。
ジャンピングとはポットにお湯を入れたときに茶葉がゆっくりと舞うようにお湯の中で上下運動を起こすことでお湯の対流によっておこる現象です。
このジャンピングが起こることで茶葉がしっかりと開き、紅茶の美味しさが十分に抽出されます。
お湯が沸くのを待つ間にティーポットを温めておきます。
ティーポットの4分の1くらいまで水を入れて電子レンジ(600wで1分ほど)で温めると簡単です。(電子レンジ対応のものを使うか磁器製のものを使うこと)
これをするとポットにお湯を注いだ時に茶葉が開きやすくなります。
茶葉は基本的にはティースプーンで山盛り2杯分です。
しかし、これはイギリスの中硬水で飲む場合のことで日本の水道水(軟水)を使う場合は軽く2杯分(自分の好みの分量でok)を温めたティーポットにいれ、沸いたお湯をポットの中の茶葉を叩きつけるように勢いよく入れて蓋をし蒸らします。
BOPタイプのもので3分ほど、OPタイプのもので5~6分ほどで1番良い香りになります。
蒸らし終わるとポットの中の紅茶を均一にするために2~3度ポットを横に回し、上下させながらカップに注いで出来上がりです。
カップに注ぐときはストレーナーを通すと茶葉がカップに入らなくなります。
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